アプリをリリースするにはAppleの厳格な審査があるため、多くのアプリはApp Storeにリリースできません。逆に審査に通れば「10億人以上いる世界中の人が自分のアプリを知る」ことになるので頑張りましょう。
審査リジェクト(却下)とは?
私が初めてアプリリリース審査を受けた時のAppleからの返信メールです(Google翻訳)
ガイドラインってなに!?
要するに、審査の結果「魅力的なアプリじゃないので却下」ということです。年会費支払ってるのに、こんなストレートに否定されるとは思っていませんでした。(その後12回の審査リジェクトを繰り返し無事にリリースできました)
ガイドラインとは?
アプリの審査はAppleが定めるガイドラインに沿って行われます。このガイドラインを満足できたら晴れてリリースできるということです。
私のアプリがリジェクトされた原因の「ガイドライン4.2」の内容は以下
4.2 最低限の機能性
Appを作成する際は、Webサイトを単に再パッケージしたようなものではなく、優れた機能、コンテンツ、UIを作成するようにしてください。特に便利でも、ユニークでも、「Appらしく」もない場合、そのAppをApp Storeで提供することはできません。Appが継続的に楽しめる何らかの価値、または十分な有用性を備えていない場合は、承認されない可能性があります。Appが単に曲または映画の場合は、iTunes Storeに提出してください。Appが単に書籍またはゲームの攻略本の場合は、Apple Books Storeに提出してください。
便利でもユニークでもAppらしくもない!?
この「ガイドライン4」が最大の難関で、多くのアプリがこの項目でリジェクトされます。
どんなアプリをリリースするべきか?
自分のアプリと同等機能を有するアプリがすでにApp Storeにある場合、審査でリジェクトされる可能性が高いです。もしApp Storeに無ければ審査に通る可能性が高いです。よって、アプリ開発を始める前に「App Storeに類似アプリがないか?」を調査してから開発しましょう。
例えば、TODOアプリ、電卓アプリ、お天気アプリ、地図アプリ、カメラアプリなど、すでに世の中に大量にあるアプリをリリースしようとすると高確率でリジェクトされます。
スティーブ・ジョブズに学ぶ
ガイドラインは故スティーブ・ジョブズの思いが入ってます(と思います)ジョブズの名言に、良いアプリを開発するヒントが隠されているかもしれません。
アプリ開発する前に「このアプリに価値あるか?自分以外の誰にメリットがある?シンプルか?」と自問自答しましょう。
スティーブ・ジョブズ名言
- 「人は、生まれ、ほんの一瞬生き、そして死ぬ。ずっとそうだ。」
- 「もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?」
- 「残りの人生も砂糖水を売ることに費やしたいか、それとも世界を変えるチャンスが欲しいか?」
- 「年配の人たちは「これは何?」と尋ねる。でも少年は「これで何ができるの?」と尋ねる。」
- 「シンプルにするっていうのは、複雑である事よりずっと難しいんだ。」
- 「偉大な大工は、見えなくてもキャビネットの後ろにチープな木材を使ったりしない」
- 「あなた方の時間は限られている。誰かほかの人の人生を生きて無駄にしてはいけない」
おしまい。
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